SABICが航空機内装用の業界初OSU準拠、軽量LEXAN™ XHR LIGHTシートシリーズを発表

14-04-2015


ドイツ、ハンブルク – 2015年4月14日

 

SABICは、エアクラフトインテリアズエキスポで、業界最高レベルの航空機内装用LEXAN™ XHRシートポートフォリオに、XHRL300およびXHRL200の2つのグレードを含む新たなLEXAN XHR LIGHT軽量シートを導入することを発表します。 これらの新製品により、航空機のOEM企業とその発注元企業の最大の課題である設計の柔軟性と重量の軽減に対する可能性が広がります。 新たなシートは、放熱性能、火炎、煙の規制要件だけでなく、OEMの毒性基準を遵守しています。独自の色と質感が用意されており、優れた熱成形特性により、設計者はさらに独特の内装部品を実現できます。

 

SABIC社イノベーティブプラスチックスのマストランスポーテーション・マーケットディレクターであるキム・チョートは次のように述べています。「SABICは、デザイントレンドの先端を行くだけでなく、航空機全体の燃料効率を向上するために内装部品の軽量化が必要であるという航空機内装業者のお客様のニーズをよく理解しています。 SABICの高耐久性軽量LEXAN XHR LIGHTシートは、市場ニーズを最優先に設計された商品です。美観、安全性、環境への優しさというすべての要素が不可欠とされるこの躍動的な業界環境において、当社のお客様には革新技術の最前線で活躍していただくべく開発されました」。

 

放熱性能 (OSU 55/55) とFST基準に完全準拠
軽量LEXAN XHR LIGHTシートにより燃料効率が各段に向上
特許申請中のSABIC社の高性能新製品LEXAN XHR LIGHTシートシリーズは、LEXAN XHRシートポートフォリオを補完する製品です。 現在入手可能な深絞り成形性のある最軽量のシートです。重量の軽減が求められ、高衝撃強度を重視しない場合に利用できます。さらに放熱性能 (OSU 55/55)、火炎、煙濃度 (FAR25.853) 、および毒性 (BSS7239、ABD0031) に関する規制に準拠している基材のうち、最軽量の熱可塑性プラスチックシートです。 従来のポリ塩化ビニールとアクリル混合 (PVC/PMMAベース) のシート製品と交換した場合、LEXAN XHRL300シート (密度0.94 g/cm3) およびXHRL200シート (密度1.07 g/cm3) では、それぞれ最大36%および28%の重量の軽減が実現します。

 

PVC/PMMAベースの固体シート製品に代えて、シートバックにLEXAN XHR LIGHTシートを使用すると、軽減される重量のキログラムごとに約$660の燃料費が節約できます*。 これにより、150席の平均的な単通路型旅客機で、年間最大$33,000の燃料費を節約できます。 このような削減が可能となるのは、LEXAN XHR LIGHTシートが持つ斬新な密閉セル構造によります。この特殊構造により、本シートは非常に薄い壁を持つ複雑な立体形状に熱成形することができ、航空会社のフリート全体で際立った重量の軽減と燃料効率の向上を実現できます。 シートバックに加え、この新たなソリューションはアームレスト、トレイテーブル、窓シュラウド、キックパネル、サイドパネル、シートトリム、マガジンホルダー、コクピットのダッシュボードエンクロージャー、パーティション、ラゲッジコンパートメント、およびパッセンジャーサービスユニットなどの内装部品用としても検討できます。

 

SABICは、2015年4月14日から16にかけてドイツのハンブルグで開催されるエアクラフトインテリアズインターナショナルエキスポにて、LEXAN XHR LIGHTシートの新シリーズだけでなく、さまざまな革新的なソリューションを紹介します。

 

* 参考資料: Composites and Forecasts Consulting, LLC.

 

 

図解

 

vliegtuigstoelen

 

特許申請中のSABIC社の高性能新製品LEXAN™ XHR LIGHTシートは、現在入手可能な 熱可塑物質(サーモプラスチック)の中で最軽量の製品です。さらに、基材は放熱性能、火炎、煙、およびOEM毒性要件に関する規制に準拠しています。 この航空機のシートバックは、イギリスの熱形成プラスチック製品製造のトップメーカーの1つである、Big Bear Plastics Products社により、LEXAN XHRL300から熱形成されたものです。 シートバックにLEXAN XHRL300シートを使用した場合、36%の重量の軽減 (PVC/PMMA製シート928グラムに対して約594グラム) が実現します。これは、単通路型旅客機で使用される典型的なシートバックあたり年間約$220の燃料費節約に相当します1

 

1 参考資料: Composites and Forecasts Consulting, LLC.

 

編集者注

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SABICについて

 

Saudi Basic Industries Corporation (SABIC) は、世界第2位のケミカル企業です。 ポリエチレン、ポリプロピレン、および他の先進的な熱可塑性樹脂、グリコール、メタノール、ならびに肥料のメーカーとして世界のマーケットをリードする企業の1つです。

 

2014年のSABICの純利益はSR 233億 (US$ 62億) を記録しました。 2014年の売上高の合計は、SR 1,881億 (US$ 502億) でした。 2014年末時点の総資産は、SR 3,400億 (US$ 907億) でした。

 

SABICの事業は、化学物質、ポリマー、機能化学品、肥料、金属、イノベーティブプラスチックスに分化しています。 SABICの誇る充実した研究施設として、サウジアラビア、米国、オランダ、スペイン、日本、インド、中国、韓国に19の専門の技術革新センターを配置しています。 同社は、およそ40,000人の従業員により、世界中の45を超える国々で運営しています。

 

SABICは、サウジアラビア、南北アメリカ大陸、ヨーロッパおよびアジア太平洋地区を拠点にしてグローバルに生産活動を行っています。

 

リヤドに本拠地を置くSABICは、1976年にサウジアラビア政府が石油産出に伴って発生する炭化水素ガスを化学物質、ポリマー、肥料生産の主要原料にすることを決定した際に設立されました。 サウジアラビア政府はSABIC株の70%を所有し、残りの30%はサウジアラビアの個人投資家および他の湾岸協力会議(Gulf Cooperation Council)諸国が保有しています。

 

イノベーティブプラスチックスについて

 

SABIC社のイノベーティブプラスチックス戦略ビジネスユニットは、80年の操業実績を持つエンジニアリング熱可塑性プラスチックの大手グローバルサプライヤーであり、お客様の緊急な課題を解決する画期的なソリューションを提供しています。 現在、同社の売上は数十億ドルに上り、世界35か国で約9,000人の従業員を雇用しています。 SABICイノベーティブプラスチックスは、お客様とのコラボレーションや新しいポリマー技術、グローバルアプリケーション開発、加工技術、および環境に配慮したソリューションへの継続的な投資により、医療、輸送、自動車、エレクトロニクスなどの幅広い市場をターゲットに、今後もプラスチック業界のリーダーであり続けます。 当社の幅広い製品ポートフォリオには、熱可塑性プラスチック樹脂、コーティング、特殊コンパウンド、フィルム、シートなどがあります。 イノベーティブプラスチックス(www.sabic-ip.com)は、サウジ基礎産業公社(SABIC)が完全に所有している子会社です。

 

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